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笠井爾示・笠井叡『ダンス・ドゥーブル』

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Danse Double

新世代の写真家として注目を集めるの笠井爾示が、世界的に著名な舞踏家である父、笠井叡を二人だけのスタジオセッションで撮影した写真集。ダンスと写真が一体となり、イメージと現実が溶け合った稀有なコラボレーション。写真と舞踏の関係をめぐる父と子の対論も収録。

Danse Double
Danse Double
Photographs Copyright 1997 by Kasai Akira
Copyright 1997 by Osiris
笠井叡略歴
1943年生まれ。モダン・ダンス、ヨガ、パントマイムなどを学んだ後、大野一雄に師事し、63年、ダンサーとしてデヴュー。60〜70年代にかけて、大野、土方巽らとともに舞踏の代表的な踊り手として世界的に活躍。次第に「暗黒舞踏」とは一線を画し、71年「天使館」を結成。79年に渡独し、ルドルフ・シュタイナーの人智学とオイリュトミーを研究する。85年、帰国。94年、14年ぶりの舞踏講演「セラフィーター鏡の性器を持つ私の女」を行い、以後精力的に活動を再開。著書『天使論』『聖霊舞踏』(ともに現代思潮社刊)他。
笠井爾示略歴
1970年生まれ。80年に渡独。シュタイナー学校(シュトゥットガルト、旧西ドイツ)を卒業後、88年に帰国。94年『デジャ=ヴュ』第18号に作品を発表し、写真家としてデヴュー。95年多摩美術大学美術部デザイン学科卒業。同年初の個展「Tokyo Dance」をタカ・イシイ・ギャラリーで開催。97年、写真集『Tokyo Dance』で、新世代の写真家として注目を集める。
■『ダンス・ドゥーブル』
■〈フォト・リーヴル02〉
■著者=笠井爾示(かさい・ちかし)、笠井叡(かさい・あきら)
■頁数=136頁
■写真掲載点数=モノクロ82点
■テキスト=「ダンスと写真が交差する場所」笠井爾示×笠井叡
■体裁=四六判
■定価=1800円+税
■ISBN=4-309-90178-6
■発売日=1997年8月20日
■編集・発行=オシリス
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